フリクションペンの原理を使って大まかな温度が分かります
実験に必要なものはすべてご家庭でご用意いただけます。



フリクションペンの原理を使って大まかな温度が分かります
実験に必要なものはすべてご家庭でご用意いただけます。



準備するもの
【使用器具・薬品】
○器具
・フリクションペン(黒、赤、青)
・紙
・紙コップ
・ドライア―
・冷却スプレー
○試薬等
・お湯
・氷水
【材料の入手方法】
・フリクションペン(量販店にて購入)
(1本:200円弱)
・冷却スプレー(量販店にて購入)
(1本:800円)
○器具
・フリクションペン(黒、赤、青)
・紙
・紙コップ
・ドライア―
・冷却スプレー
○試薬等
・お湯
・氷水
【材料の入手方法】
・フリクションペン(量販店にて購入)
(1本:200円弱)
・冷却スプレー(量販店にて購入)
(1本:800円)
実験の手順
- フリクションペンを使って、紙や紙コップに文字を書く。
- 書いた文字の一部をペンについているラバーでこすり、文字の様子を観察する。
- 紙に書いた文字にドライアーで温風を当て、文字の様子を観察する。
- 紙コップにお湯を注ぎ、文字の様子を観察する。
- 紙コップの中のお湯を捨てて冷水を入れ、消えた文字の様子を観察する。
- 紙にドライアーで冷風を当てて、消えた文字の様子を観察する。
- 紙に冷却スプレーを噴射して冷却し、消えた文字の様子を観察する。

アドバイス
・熱湯で火傷をすることのないように注意してください。

解説
◎加熱すると、どうしてインクの色が消えるのでしょうか?
フリクションペンのインクの中には、「ロイコ染料」、「顕色剤」、「色温度調整剤」
という3つの成分が、マイクロカプセルに封入されて存在しています。
ロイコ染料は、顕色剤と結合している状態では色を示します。
しかし、60度以上の高温にインクが晒されると、マイクロカプセル内で変色温度調整剤が
顕色剤と結合するため、ロイコ染料と顕色剤との結合が切れて色を示さなくなります。
この状態では、色は消えていますがインク自体は存在しているので、
ブラックライトを当てると文字の部分が薄く光って見えます。
一方、一度消えた文字が冷却すると見える様になる理由は、
-20度以下の低温では顕色剤が変色温度調整剤から離れ、
再びロイコ染料と結合を作るためです。
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