2015.02.12
本日は、兵庫県立西宮北高等学校で特別授業を行ってきましたので、
その様子から紹介します。
これは、兵庫県教育委員会から、
当校の特別非常勤講師の委嘱状を頂いて実施しております。
特別授業の先生として出張をしたのは、
すくろーす先生とバッテン先生です。
今回は、高校2年生の生徒さん達に、化学やバイオが身近にあることや、
その楽しさについて知ってもらうために、講義と実験を行いました。
特別授業は、2クラスの生徒さん、計54名の方を対象に実施しました。
下の写真は、身近な化学に関する講義の様子です。
そして、こちらは実験の様子です。
色の変化に生徒さん達も驚いておられました。
実は、西宮北高校には、昨年度も数回伺い、
このような特別授業を行っています。
以下は、その時のブログです。
平成26年 1月17日:https://www.bunseki.ac.jp/teacher_blog/2014/01/post-7809.html
平成26年 1月31日:https://www.bunseki.ac.jp/teacher_blog/2014/01/post-7822.html
このように我々教員が、高校や中学校へ出張をしたり、
逆に生徒さん達に本校までお越し頂いて、実験や講義を行うことは
珍しくありません。
他にも、兵庫県立西脇工業高校の出張実験会などは、
毎年のように依頼を受けて7年目となり、
今年度も2回実施しています。
その時のブログは、こちらをご覧下さい。
1日目:https://www.bunseki.ac.jp/teacher_blog/2014/05/68.html
2日目:https://www.bunseki.ac.jp/teacher_blog/2014/06/post-7929.html
最近は、理科離れも進んでいるとも言われていますが、
このような実験会を通して、日本で唯一の化学を専門として教える学校として、
化学やバイオってスゴい、面白い、意外と身近にあるんだな、
というようなことを少しでも伝えていきたいという想いで行っています。
今日の特別授業後に書いて頂いたアンケートの感想には、
たくさんのコメントを頂きました。
一部を抜粋して紹介すると、生徒さん達からは、
「実験となると、少し固いイメージがありましたが、
身近なもので身近な発見があり、化学の偉大さを知りました。」
「不思議なものが多く、実験が成功したときには、感動しました。」
「どちらの反応もきれいで感動しました。今回の実験で化学に対して
親しみを感じました。日頃の授業にも親しみを感じて受けれそうです。」
と、化学に対する意識が変わり、感動した、楽しかったというコメントで、
本当に嬉しく思いました。
また、先生方からも、
「ありがとうございました。生徒たちは1年間の実験の中で
1番良い表情をしていたと思います。」
「化学を身近に感じることが出来て良かったです。
色が変わるのが1番分かりやすく、
生徒たちも楽しんでいて、有意義な時間だったと思います。
お話が上手なので、生徒たちも退屈な様子も見せず、
目の前で行われる説明を渡しも一緒に理解することが出来ました。」
と、コメントを頂きました。
西宮北高校のホームページにもあるブログでは、
早速、今日の実験の様子を校長先生が紹介して下さっています。
こちらが、そのブログです。
https://www2.hyogo-c.ed.jp/weblog2/nishikita-hs/
実際に特別授業を行ったすくろーす先生も、
生徒さん達が楽しんで下さったことに安堵していましたが、
それ以上に、授業中の聞く姿勢や、実験に取り組む姿、
そして、挨拶の声の大きさと元気良さにも感動したとのことでした。
また、この特別授業では、西宮北高校から本校へ入学している先輩で、
本校の有機テクノロジー学科2年のHくんから
後輩へ向けた動画メッセージも流しました。
このメッセージも、生徒さんだけでなく、校長先生を始めとする先生方にも
大変喜んで頂けました。
Hくんは、この3月で卒業しますが、4月からは富山大学の
3年次へ編入学をして、さらに勉強と研究を行います。
下の写真は、編入学試験に合格した時の様子です。
写真中央がHくんです。
Hくんは、新たなエネルギー技術開発に携われるような研究をしたいという
夢を持っています。一足先に夢を叶え、次の夢に向かって新たなスタートを
切ろうとしている先輩の姿を頼もしく感じて頂けたようでした。
Hくんが合格したことを紹介したブログは、こちらです。
https://www.bunseki.ac.jp/teacher_blog/2014/07/post-7960.html
西宮北高校のみなさん、それぞれの夢に向かって、
これからの学校生活を送って下さい。
今日は、ありがとうございました。
By ぽてと