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-実験 NO.140-

実験A-2 <色いろいろスライムを作ろうの巻>

所要時間
20分
投稿者
日本分析化学専門学校

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準備するもの

【使用器具・薬品】
・ 合成洗濯糊
・ ほう砂
・ コップ(ガラスまたは半透明のプラスチック容器がよい)
・ チャック付きポリ袋
・ 色素類(食紅等食用のもの)
・ 書けなくなった蛍光ペンの芯(分解して取り出す)
・ 割り箸

【材料の入手】
・ ほう砂は薬局で売っている。ホウ酸と間違えないように。
・ 合成洗濯糊はスーパーなどで売っているもので成分にポリビニルアルコールまたはPVA(ポリビニルアルコールの略)と書いてあるものを使う。PVAcはだめ。
・ チャック付きポリ袋(文房具店などにある)

実験の手順

  1. 合成洗濯糊をコップの1/4ぐらいまで入れる。
  2. 別のコップに水を1/4程度入れ、好みの色の色素を加えて、溶かす。(蛍光スライムを作りたいときは蛍光ペンの芯を水に一晩つけておき、溶かし込む)
  3. 1と2をよく混ぜる。
  4. 別のコップに水を1/4程度入れ、ほう砂を溶けるだけ溶かす。
  5. 3に4の溶液を入れて、割り箸で激しくかき混ぜると全体がゼリー状になる。
  6. コップから取り出して遊んでみよう。
  7. 保存したいときはチャック付きポリ袋にしまおう。

アドバイス

  1. ほう砂溶液をポリビニルアルコールに加える時、激しく混ぜ合わせること。
  2. もっと硬いスライムや柔らかいスライムが作りたい場合は、色素を溶かす水の量を調節する。 (水の量を増やすと柔らかくなる。)
  3. 乾燥してしまったら、水を加えてみよう。復活する。
  4. ほう砂は洗顔に使われていたこともあり、危険ではないが、口には入れないように気を付けること。また、ほう砂の構成元素であるホウ素は、排水の規制があるので、ほう砂溶液はスライムを作る分だけにすること。万が一余った場合は、次回に回すか、大量の水で流すこと。
  5. できたスライムは無毒であるが、食べられないので口には入れないこと。

解説

  1. ポリビニルアルコールは市販されていますが、実験室では酢酸ビニルからポリ酢酸ビニルを作り、これを加水分解することにより得られます。
  2. ホウ砂はポリビニルアルコールのポリマー鎖を水素結合により結合します。この反応はスライムが流動するので吸熱反応となります。
コメント(2件)

日本分析化学専門学校 管理者

(2009/10/12)

コメント投稿ありがとうございます。
蛍光ペンの芯は、使い終わったものの再利用で十分発色しますよ。

あひる

(2009/09/12)

蛍光ペンの色がすっっごいキレイでした☆
いつものスライムは絵の具で色を付けていたのですが、蛍光の方が断然キレイです!

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