実験の手順
- コップの中に食酢またはレモン汁を入れておく。(薄くても良い)
- 1の中に筒をさっと浸し、すぐに取り出す。
- ラテックスの入った容器の中に筒を入れる。
- 筒の表面に均一にラテックスがついてから、ゆっくりと引き上げる。
- ラテックスのついた筒を1の中に再び入れる。
- ラテックスが十分固まってから筒ごと取り出し、よく水洗いする。
- 水を拭き取って、空気を入れるようにして筒からゴムをはがすと出来上がり。
アドバイス
- ラテックスをつけてからレモン汁の中に入れる方法が一般的だが、ゴムが剥がしにくいので、先に筒の表面を酸の膜で覆っておいた方がよい。(操作2)
- ラテックスをつける際は、薄くつけた方が早く固まりきれいに出来上がる。
- 生ゴム製なので一度指に入れると指からも取りにくい。その際は、チョークの粉などをつけると使用しやすくなる。
- ラテックスをつける容器を替えることでゴム風船なども作ることが出来る。
- ゴムに含まれるタンパク質でアレルギー症状を引き起こす場合がある。かゆみを感じた場合は医師の診断を受け、医師の指示に従うこと。
解説
- この実験はラテックスを酸性にすることにより起こる付加重合反応を利用しています。
- ラテックスはゴムの木の樹皮を傷つけたときに出てくる乳液です。
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