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-実験 NO.148-

実験A-6 <花火の色を作ろうの巻>

所要時間
20分
投稿者
日本分析化学専門学校

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準備するもの

【使用器具・薬品】
・ ゲル燃料(適量)
・ 食塩(適量)
・ みょうばん(硫酸カリウムアルミニウム)(適量)
・ 電気コード
・ 灰皿
・ ライターまたはマッチ

【材料の入手】
・ ゲル燃料(東急ハンズなどのキャンプ用品売場で入手可能)
・ 食塩(普通の食卓塩でよい)
・ 電気コードは細かくきざんで使う。
・ みょうばん(薬局に売っている硫酸アルミニウムカリウムを用いる)
  ※みょうばんの中には、「みょうばん」・「カリみょうばん」・「焼みょうばん」・「アンモニウムみょうばん」等があるが「アンモニウムみょうばん」は使えないので注意する。

実験の手順

  1. 適量のゲル燃料を灰皿に入れたものを数個用意する。
  2. 1に食塩、みょうばん、電気コードなどを単独または混ぜて入れる。
  3. 2にライターまたはマッチで点火する。
  4. 炎の色を観察する。

アドバイス

  1. ゲル燃料だけに点火するとガスコンロのような青白い炎が見れるので他の色と比較してみる。
  2. 食塩などを混ぜたゲル燃料をストローなどに詰めて点火すると花火をしているような気分になれる。
  3. 火を使う実験なので後始末には十分注意する。火を付けたあとで残ったゲル燃料は水に流すこと。また、アルミカップやストローなども、ゲル燃が残らないように洗ってから捨てること。
  4. 電気コードに使われているプラスチックは燃えると有毒ガスを発生するので換気の良いところで行うこと。

解説

  1. この実験で点火する物質にはそれぞれ金属が入っています。その金属が燃える時に、それぞれ特徴のある色を出すことを利用した実験です。
  2. 金属塩を燃やして金属を特定する実験を炎色反応といいます。この実験で用いた食塩、みょうばん、電気コードの中にはそれぞれナトリウム(Na)、カリウム(K)、銅(Cu)が入っており、これを燃焼させることで、黄色、紫色、緑色の炎色反応が観察できます。
  3. 金属を燃やしたときの色とその覚え方は以下の通りです。
●覚え方
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