実験の手順
- 紙コップに硬貨を置き、その周囲に鉛筆で印をつける。
- ①で印をつけた部分をハサミを用いて切り取る。
- ②でつくった型に硬貨をセットする。
- 試験管に硫黄を1/4程度入れる。
- ④の試験管をゆっくりと加熱する。加熱しすぎないようにする。
- 硫黄が完全に溶けたら鋳型に流し込む。
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冷却後、紙コップから硫黄ごと硬貨をはがしたのち、硬貨と硫黄をはがす。
アドバイス
- ハサミやカッターナイフで紙コップを切りだすときに、手を切らないように気をつけて下さい。
- ガスバーナーで硫黄を加熱する際、硫黄を加熱しすぎないようにして下さい。159℃以上では硫黄は暗赤色になり流動性を失ってしまいます。
解説
【硫黄の同素体と特徴は?】
硫黄はいくつかの同素体が存在します。
普通の黄色い硫黄は斜方硫黄で、これを溶かして結晶化させると、単斜硫黄と呼ばれるものになります。
単斜硫黄は細長い針状の結晶です。
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