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-実験 NO.240-

実験B-48 <「硫黄でキラキラコイン」を作ろうの巻>

所要時間
20分
投稿者
日本分析化学専門学校

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準備するもの

【使用器具・薬品】
○器具
・1セントコインなどの硬貨 1枚
・紙コップ 1個
・ガスバーナー  
・試験管 1本
・試験管はさみ
・薬さじ
・ハサミまたはカッターナイフ
・ルーペ

○試薬等
・硫黄 3g

【材料の入手方法】
・硫黄(薬品会社に購入依頼)
 (500g:2,750円)

実験の手順

  1. 紙コップに硬貨を置き、その周囲に鉛筆で印をつける。
  2. ①で印をつけた部分をハサミを用いて切り取る。
  3. ②でつくった型に硬貨をセットする。
  4. 試験管に硫黄を1/4程度入れる。
  5. ④の試験管をゆっくりと加熱する。加熱しすぎないようにする。
  6. 硫黄が完全に溶けたら鋳型に流し込む。
  7. 冷却後、紙コップから硫黄ごと硬貨をはがしたのち、硬貨と硫黄をはがす。
     

アドバイス

  1. ハサミやカッターナイフで紙コップを切りだすときに、手を切らないように気をつけて下さい。
  2. ガスバーナーで硫黄を加熱する際、硫黄を加熱しすぎないようにして下さい。159℃以上では硫黄は暗赤色になり流動性を失ってしまいます。

解説

【硫黄の同素体と特徴は?】


硫黄はいくつかの同素体が存在します。

普通の黄色い硫黄は斜方硫黄で、これを溶かして結晶化させると、単斜硫黄と呼ばれるものになります。

単斜硫黄は細長い針状の結晶です。
 

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