Now Loading...

-実験 NO.231-

実験B-45 <いろイロ色の巻>

所要時間
20分
投稿者
日本分析化学専門学校

同じカテゴリーの実験を探す

色が鮮やかな実験です

色が鮮やかな実験です

試薬の濃度調整は慎重に!

試薬の濃度調整は慎重に!

準備するもの

【使用器具・薬品】
○器具
 試験管、試験管立て、スポイド
○試薬等
 ①水酸化ナトリウム水溶液(6mol/L)
 ②水酸化ナトリウム水溶液(0.1mol/L)
 ③塩酸(6mol/L)
 ④塩酸(0.1mol/L)
 ⑤0.1% チモールブルー水容液
 ⑥0.25% インジゴカルミン

【材料の入手方法】
 ・水酸化ナトリウム(薬品会社に購入依頼) (500g:1100円)
 ・塩酸(薬品会社に購入依頼) (500ml:1000円)
 ・チモールブルー(薬品会社に購入依頼)(100ml:1600円)
 ・インジコカルミン(薬品会社に購入依頼)(100ml:1400円)

実験の手順

1.試験管を2本用意し、試験管(1)には、6mol/L水酸化ナトリウム溶液①5mlと0.2

  5%インジゴカルミン溶液5滴を加える。

2.試験管(2)には、水5mlと0.1%チモールブルー水溶液を10滴加える。

3.(1)と(2)の溶液の色を観察する。

4.(1)と(2)の試験管中の溶液を混ぜる。

5.混ぜた後の溶液の色を観察する。

アドバイス

1.指示薬の性質を利用するため、正確な濃度の試薬を調整し、正確に秤らなければ、目的の

  色を出せないことがあります。

2.溶液が手に付いた場合は、すぐに洗うようにしてください。

解説

【絵の具を混ぜたときのような色の変化をしないのはなぜ?】

この実験では、複数の指示薬を用い、pHを変化させることで、黄色と黄色を混ぜ合わせて、青色を出しています。フェノールフタレインやメチルオレンジなどは、中和反応の指示薬として、良く使用されますが、この他にも多くの指示薬があり、変色域と色も異なります。本実験を通して、色の変化を考えることで、指示薬と中和反応について楽しく学ぶことができます。インジコカルミンの変色域は、11.5~13.0で、青色から黄色に変化します。チモールブルーの変色域は、1.2~2.8で、赤色から黄色に変化します。

コメント(0件)

コメント投稿はログインしてから実行してください。