2008.11.27
本校の環境委員会の学生たちが平成16年7月から続けております「道頓堀川水質調査」も、明日で第18回を迎えることになりました。今日は明日の準備を環境委員会の学生が実験室で行っていましたので、潜入取材をしました。
「環境」というと、本校の学科で関連性の高いのは資源分析化学科ということになるのですが、学科はまったく関係ありません。環境に興味があったり、環境を良くしたい!という思いがあれば、誰でも参加できるのです。現に、この環境委員会は課外活動の中でも学生の所属人数および活動日が最も多い団体です。
実験室に行くと、2年生の資源分析化学科のH君が1年生の生命バイオ分析学科のHさんに一生懸命教えている姿がまず目に入りました。(写真1枚目)後輩にとってはこうして先輩からいろんな技術を学ぶことも大変貴重ですし、何より先輩は後輩に教える立場ということを経験することが社会で必ず役立つと思います。あくまでも「環境」ということがキーワードではありますが、お互いに高めあっていく良い雰囲気をとても感じた次第です。写真2枚目は、H君が無事1年生への指導が終わり、めざせ関西人先生とのツーショット写真。今日は、準備の指導にめざせ関西人先生とせんぱい先生、バッテン先生の3名が立ち会っておられ、学生と楽しげに会話をしながら準備をされていました。
そんな中、今日は若干参加者が少なく、準備の時間がかかりそうということで、取材に来た私も一緒に手伝うことになりました。実験を早く正確に終わらせるため、みんな協力して各自の担当に集中して行っているのですが、やはり全体を見ながら進める役割が必要です。資源分析化学科2年生のSさんは、てきぱきと後輩たちに指示を出して、時間的な配分や手が空いている人の割り振り、なおかつ少しでも1年生に自分たちの知っているスキルを伝えようとしていました。その様子を見ていて、本当に1年半でよくここまで成長したなぁと感心しました。
彼らの雄姿は、道頓堀川のサンプリングの際にご覧いただけます。白衣姿で川の水を採取している学生たちを見たら、皆さん気軽に声をかけてくださいね。
○時間 午前9時
○場所 道頓堀橋、港町リバープレイス、日本橋
また、結果が出次第、次のURLにアップします。興味のある方はぜひご覧ください。なお、これまでの調査結果についても公表しております。→https://www.bunseki.ac.jp/dotonbori.html
byすくろーす