せんせのブログ

卒業研究発表会の興奮冷めやらぬままに

2011.02.06

昨日、卒業研究発表会も終了し、平日コースの学生は後期のカリキュラムは終了しましたが、化学分析コースの学生は2月いっぱい授業が続きます。今朝も2年生たちは、昨日の興奮も冷めやらぬまま、登校してきました。そんな彼らの姿を卒業研究発表会の朝の様子からお伝えしたいと思います。

集合時間1時間前の朝練! 最後まで頑張ったその成果

平日コースの学生達は発表前日の4日まで各グループとも毎日のように学校に集まり発表の練習を頑張っていましたが、化学分析コースの学生は1月30日以来集合する事はできません。特に東京から通学しているSさんのいる日本酒の成分変化を研究しているチームは、集まりたくても距離がありすぎます。
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それでも前日までメールでお互いの読み上げ所要時間を連絡しあったりしながら当日を迎え、当日朝は1時間前に会場横の靭(うつぼ)公園に集合して、「朝練」をしていました。その甲斐もあって(発表は少し時間超過したものの)詰まったりする事なく、質問にも堂々と答えていた姿は立派でした。
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今日、学校に来てからSさんが「途中、どうなるかと思ったけど、このチームで卒業研究できて本当に良かった」と言っていた事が私も本当に嬉しかったです。

思わぬ繋がり、嬉しい評価

また放課後に同じ班のメンバーであるYさんと話をしているときにこんなエピソードを聞かせてくれました。
Yさんの友人に日本酒で有名な某酒造メーカーに務めている人がいて、10年ほどの関東での勤務を終え関西に戻ってきた人がいるそうです。卒業研究発表会も間近に迫った時期に、久々にその友人と再会し、たまたま練習のために持っていた発表会の原稿を友人に見せたところ、その友人も日本酒消費量の減少にメーカーサイドの人として何か啓蒙活動などしなくてはいけないと考えていたところで、「ぜひ発表会のPowerPointのデータも見せて欲しい。できたらデータが欲しい」と頼まれたそうです。その方は文系出身で技術職の方ではないようですが、日本酒のメーカーの人から「データが欲しい!」なんて言われる程の評価を受けたということを、Yさんは嬉しそうに語ってくれました。

卒業研究発表会が新聞に載りました!

実は卒業研究発表会には産経新聞の方が取材に来ておられました。その記事が先日の記事に続き、6日の朝刊に掲載されました。記事の中では触れられていませんが、使われていた写真は我らが日本酒分析チーム。私も見てビックリしました。
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産経新聞社のホームページからもご覧になれますので、ぜひご覧ください。http://bit.ly/ekwAWv

by ドラ一郎