2015.02.04
今日は2・4年生の卒業研究の「卒業論文」の提出日です。
卒業論文は、
後期の半年間取り組んできた卒業研究の中で、
自分たちで考え、計画し、実行し、
そうして行われてきたたくさんの実験やそのデータ、
そこから得られた新しい結果、知見などをすべて盛り込み、
そしてそれをまとめあげた冊子です。
卒業研究が行われた期間は半年間でしたが、
その中身は、
本校に入学してからの2年間で学んだ知識や技術を
フルに活かしたものでしたので、
いわば2年間(4年生の場合は4年間)の集大成と言えます。
提出されるギリギリまで、
「より良いものを...」と妥協せず修正や追加を繰り返す学生たち。
妥協せず最後まで頑張る彼らの姿はまさに「分析化学者」そのものですね。
みんな、卒業研究を通じて成長しました...。
そしてそんな「もうひと頑張り」と頑張る学生たちを、
教員たちも全力でサポートしていきます。
そうしてようやく完成された論文が、
続々と提出されていきます。
提出を終えた班は、
一つの山場を越え、みんな笑顔です。
これらの卒業論文は、
本校の財産として、資料室に設置されていきます。
そしてそれを今の1年生が見て、
そこからさらにより良い卒業研究へと繋げていきます。
この卒業論文が、
本校の伝統を、
今後へとずっと伝えていってくれると思います。
また、これらの卒業論文は、
卒業研究発表会当日にも、会場に設置されます。
その時にはどなたにも見て頂くことができますので、
どのような内容か興味のある方は、
是非2月7日(土)の「卒業研究発表会」にも足を運んで頂ければ、と思います。
(今までの卒業論文作成に向けた学生達の頑張りについては、
2月2日(月)のブログでも紹介しております。
→2月2日のブログ)
(また、「卒業研究発表会」の詳細な案内は、
このブログの最後にも記載させて頂いておりますので、
あわせてご確認下さい!)
論文作成を終えた班は、
早速発表会の練習や、その発表に使用する資料の作成に取り組んでいました。
(発表用データも、「多くの方に分かってもらえるように!」と
細部まで工夫が凝らされています)
この2・4年生の卒業研究の最後の山場は、
なんと言っても「卒業研究発表会」です。
この発表をもって、卒業研究は終了します。
そしてこの発表会には、1・3年生が出席するのは勿論、
企業や保護者の皆様、学校の先生や本校卒業生、
そしてマスコミの方やそれ以外の一般の方まで、
幅広い方に毎年お越しいただいています。
そのため、学生たちも、
「最後の発表は最高のものにしたい!」という思いで取り組んでいます。
今日もその発表内容をさらにより良いものにしようと、
練習している班がありました。
この班は、薬物や薬効成分などを、
周囲の環境の変化(温度の変化など)によって
自由に放出することのできる材料の開発に取り組んでいます。
医薬品はもちろん、
農薬や環境改善などにも活かせるような研究内容です。
指導教員のバッテン先生と一緒に、
その場でどんどんと内容を改良していきます。
そして彼らの表情には笑顔が見られました。
卒業論文の提出を終えた安心感と、
次の発表に向けた期待感が今日は感じられました。
彼らの2年間の集大成となる卒業研究発表会を、
皆さんも楽しみにして頂きたいと思います。
我々教員も、本当に楽しみです!
卒業研究発表会の詳細は以下の通りです!
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■日 時 平成27年2月7日(土)午前10時50分~午後4時
■会 場 大阪府立男女共同参画・青少年センター ドーンセンター
大阪市中央区大手前1丁目3番49号
最寄駅「天満橋」駅
■参加費 無料
■対 象 どなたでも自由にご参加頂けますが、事前予約が必要です。
※各種注意事項等がございますので、こちらのページ↓をご覧の上、
お申込み下さい。
https://www.bunseki.ac.jp/sotsuken.html
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byあおひげ