2016.02.29
こんにちは!アビーです。
今日から1年生や3年生は、就職活動内定や大学編入学合格に向けての
「模擬面接実習」が始まりました。
「模擬面接実習」とは、上の写真のように、私たち教員が面接官となり、
本番さながらの面接試験を実施するものです。
質疑応答などを通して学生の現時点での弱点に気づかせ
そして良い点は伸ばしていくために指導します。
これまでに卒業していった先輩たちも声をそろえて
「これは役に立った!」と言う実習なのですが
まだ経験の浅い1年生や3年生にとってはとても緊張する時間の様です。
面接官役の先生からいろいろな質問が出されると、
学生たちは緊張した面持ちで回答していきますが・・・
面接官役のせんぱい先生からの、鋭い質問に閉口したり
自分の発言中、何を言っているのかわからなくなってしまったり・・・
傍で見ていても、学生の戸惑いと焦りが伝わってきます。
そして、面接の後は、講評。これがとっても大事です!
面接官役のせんぱい先生から、
先ほど学生が行った一つ一つの回答に対し、
「面接官はどんな印象を受けたか」
「こうした方が貴方らしさが伝わるのではないか」などのアドバイスを行います。
面接の質疑応答の内容だけではなく、
事前に提出された履歴書の内容もじっくり確認し
「その学生らしさ」が一番よく伝わる面接になるよう
講評もじっくり時間をかけて行います。
(講評は口頭で話して終わりではなく、担当教員が報告書にまとめた上で
該当学生に手渡されることになります。)
それを聞きながら熱心にメモを取る学生たち。
面接後に学生に感想を聞いたところ、
「先生からされた質問は、ほとんどが
質問されるだろうなと『想定していた』質問。
こういう質問はしっかりいい回答をしなきゃと思って
自分なりに準備はしていたつもりでしたが、
実際に対面して答えようとすると、
緊張もあり、自分が何を言っているのかわからない状態になってしまいました。
相手に思いを伝えることができなかったのは悔しいです。」
と話してくれたのは生命バイオ分析学科のS君。
そして、
「今日は課題がたくさん見つかりました。
希望の企業から内定をいただくために
今の自分に足りないことをしっかり自覚できたいい機会だったので、
へこんでばかりいないで今日からまたしっかり準備をしていきたい。」
と早くも前向きに気持ちを切り替えていたのは、生命バイオ分析学科のN君。
この時期の模擬面接はなかなか思い通りにいかない学生も多いようですが、
ですが、この時期に得た「気付き」が、
今後の就職活動や大学編入学の対策に必ず役に立ちます。
『鉄は熱いうちに打て!』
やる気が燃え上がるこのタイミングを逃さず、
本番に向かってしっかりと準備をしてきましょう。
そして私たち教員は、彼らが着実に夢を叶え、
このブログでその喜びの声をお届けできる日を心から楽しみにしています!
byアビー