2012.11.07
こんにちは。ぱすたです。
日に日に寒くなってきたと感じていたら、なんと今日は、暦の上で「立冬」です。
11月を「霜月」というようにそろそろ、霜が降りるころかもしれません。
今日、私ぱすたとアビー先生は大阪府立八尾翠翔高等学校で実施された「職業体験学習」に
行ってきました。これは、(社)大阪府専修学校各種学校連合会「職業アセスメント・
プログラム」の一環として実施されたものです。
目的は、できるだけ多くの仕事に触れ、正しくその仕事のことを知り、将来の仕事を選択する
ためと、働くことに対し意識を高めるためです。
「百聞は一見に如かず。」さっそく実験を始め、『分析化学者』の体験をしてもらいました。
<今回の実験のテーマ>
・分析化学で君もマジシャン!
・納豆で魔法の手紙を作ろう!
実験中は、「どうなるのだろう?」「おっ!色が変わった!!」とみんな本当に楽しそうに
操作をしていました。
また、「なぜこんな変化が起こったのだろう」と興味津々な様子でした。こうした興味・
関心が学習意欲の向上、そして将来的には仕事へと繋がっていくのです。
本校の授業が実験中心なのも、興味・関心を湧かせるためです。
実験をしながら「化学・バイオとはなにか。それを仕事とすることはどのような事か?」
という事の理解をしてもらいました。
実験をしていく中で、「化学やバイオがどのように世の中の役に立っているか」となかなか
普段は実感が出来ませんが、重要な存在であるかということを分かって頂けました。
また、生徒の皆さんの身近な存在である、同校の卒業生で且つ、本校の卒業生が、
どのようなところで働いているか紹介をさせていただきました。同校からはこれ
までに10名を超える生徒さんが本校へ入学・卒業しており、現在、香料・環境・
医薬品など幅広い分野で活躍されています。
そのような身近な存在の人が化学者として活躍していることを紹介すると、生徒
さんは頷きながら聞いておられました。
生徒さんの感想は...
「新しい製品を作ってみたい。」
「世の中の役に立つものを作りたい。」
と早くも化学に興味を持っている人もいました。
最後に、実験を仕事にする化学者にとって、その適性は、「実験を楽しいと思え
ること」。実験を楽しいと思い、実験を通して好奇心を持ち、「化学でこんな
ことがしてみたい」、「あんなことがしてみたい」、と思えることです。
今回の対象者は高校1年生でしたので、進路検討はまだまだ始まったばかりです。
今日は50分と短い職業体験学習でしたが、進路選択をされる際に、「分析化学
者の体験」をしたこと「おっ!」驚いたことを思い出していただけると幸いです。
今日は、楽しい時間を過ごすことができました。
ありがとうございました。
by ぱすた