2016.08.23
今日は、朝から奈良大学附属高等学校の生徒さんと引率の先生、
合わせて約30名の方が、「職業体験バスツアー」として
来校されましたので、そのご報告をしたいと思います!
「職業体験バスツアー」と言われても、ピンとこない方もおられると
思いますので、まずは、今一度そのご説明から。。。
この企画は、大阪府の専門学校・企業を「職業教育の場」とするために、
大阪府専修学校各種学校連合会が通年で開催している企画です。
参加申し込みされた高等学校・高等専修学校専用のチャーターバスで、
各校の希望・要望に応じた分野の職業を体験し、その理解を深めていくもので、
たくさんの豊富なメニューが用意されています。
ちなみに、平成27年度は2,300名を超える生徒さんが参加されたそうです。
詳細は、大阪府専修学校各種学校連合会のホームページをご覧ください。
http://www.daisenkaku.or.jp/job3_04_04.html
本校でも、この企画を通して、これまでにたくさんの高校の生徒さんの
職業体験の受け入れを行ってまいりました。
特に、分析化学という分野は、
「卒業後、いったいどのような仕事に携わるのか?」
ということが、高校生の皆さんはもちろん、高校の先生方にも伝わりにくい
分野であるため、私たちにとってもそれを明確にお伝えできる機会でもあります。
そこで、まずは、次の3つの実験を体験いただきました。
・ジュースのDNAを見てみよう!
・分析化学でマジシャン!
・花火を作ろう!
実験中には、色が一瞬で変わったり、美しい炎色反応に心を奪われたり、
これまでの人生で初めてDNAを見て感動したりと、化学・バイオの実験の
面白さにグイグイと引き込まれているように感じました。
また、楽しい!面白い!だけで終わるのではなく、分析化学の技術があれば、
バイオ・食品・医薬品・環境・金属分野など、あらゆるところで活躍することが
出来るということも、体験いただけたようです。
※写真の掲載については、引率の先生にご了承を頂いた上で行っております。
また、実験終了後には、化学の楽しさはもちろん、分析化学がどれくらい世の中を支え、
新しい未来を作っているかということや、高校卒業後の進路選択についてのアドバイスを
講演させて頂きました。
参加された高校生の皆さんからは、次のような感想を頂き、私たちとしても、
とても楽しく、充実した時間を過ごしていただけて、本当に良かったと思いました。
・実験の楽しさが実感できてよかったです!分析化学って楽しんだなと思いました。
・分析化学の進路は広いなぁと思いました。
・化学は自分の思っていたよりも身近なものだと気が付いた。
・化学の分野は正直苦手だったけど、実験および講演で興味が湧きました。
・先生方みなさんが仲が良くて、実験してて楽しかったです。
・化学はとても難しいものだと思っていたけれど、とても簡単だったので驚いた!
・また実験がしたい!と思いました。
・白衣を着て実験が出来て嬉しかった。
・化学についてもっと知りたくなった。
・化学が今以上に楽しくなった。
・化学が身近なものに役立っていることを知り、化学のすごさに感心した。
このブログをご覧になり、うちの生徒にも!と思われた高校の先生がいらっしゃいましたら、
ぜひお気軽にお声がけください!
byすくろーす