せんせのブログ

兵庫県立姫路工業高校~見学・実験会~

2017.07.13

今日は、兵庫県立姫路工業高校 工業化学科2年生の生徒さん36名が
本校へ見学に来られましたので、その様子をご紹介します。

下の写真は、見学の中で行った実験の様子です。
私ぽてとから実験の操作方法を説明をしているところです。
白衣を着た生徒さんで実験室は、いつも以上にいっぱいです!
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今回の見学は、高校側から直接のご依頼を受け実施しました。
普段より分析の基礎を学んでおられる生徒さんは、
現在、就職か、または進学かと、進路検討をされています。

その中で、今学んでいることがどのように将来に繋がっていくのか、
そして、分析を仕事とするための技術を学ぶ専門学校とは
実際にどのようなところなのかを知るために見学に来られました。

約2時間の見学で、本校にある分析機器の見学と、
身近なものを使った分析実験、分析化学に関する講演を行いました。
下の写真は、講演の様子です。
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続いてこちらは実験をしている時の様子です。
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そもそも実験が好きな生徒さん達でしたので、指紋を検出する実験や、
溶液の色が変化する実験を、はしゃぎながらも熱心に取り組まれていました。

また、見学の途中、同じ高校を卒業した本校在校生のNくんから
直接生徒さん達に激励のメッセージを送る場面がありました。
下の写真、黒板の前に立っているのがNくん(右側)です。

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Nくんは、
「私がこの専門学校へ入学を決めたのは、もっと化学を勉強したかったからです。
 今は分析技術者を目指して勉強しています。
 進路検討は大変だと思うけど、早くから考えて、勉強をしておくことが
 良いと思います。頑張ってください。」
と、自らの進学理由を含めて話していました。

生徒のみなさんは、突然の先輩の登場に驚かれた様子でしたが、
Nくんからの後輩に対する気持ちのこもったメッセージを
素直に受け止めておられたように感じました。

引率の先生もNくんの高校時代をご存知で、しっかりと成長している姿に
安心されていました。
また、先生からは、
「実は昨日、日本分析化学専門学校でお世話になり、
 今は金属材料の分析をする仕事に就いているMくんが
 高校に来てくれました。
 そして、3年生に対して、分析技術者として働く卒業生として
 講演をしてくれました。」
と、嬉しいお話も教えていただきました。

最後に、見学を終えた生徒さんの感想です。(アンケートに記載された原文のままです)
「化学は奥が深いと思った」
「化学とは日常生活を生きるために必ず必要だという事を詳しく知ることが出来て良かった」
「難しい物を分析していると思ったので、身近な物を分析していることを知れて良かった」
「高校でもそんなにおいてない機械などが多くあってすごいなって思いました。
 実験してた学生さん達も楽しそうだった」
「どのような学校であるかなどよくわかり、進路の1つとして聞くことができました」
「今のところは就職しようと思っているけど、こういった専門学校があることを知れて
 進路の視野が広がって良かったです」

今日、見学に来られた姫路工業高校の2年生のみなさん、
先輩達も、それぞれの夢に向かって頑張っていますので、
今日の経験をこれからの学校生活や進路検討に活かしてくださいね。

By ぽてと