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臨床分析コース卒業研究
PICK UP!
唾液アミラーゼ活性を指標とした抗ストレス評価
唾で癒し効果を判定!?


近年、ストレスと疾患や老化との関係が報告されており、健康寿命を伸ばすにはストレスの軽減が不可欠と言えます。そのため、社会では癒しグッズなどストレスの軽減を目的としたさまざまな方法や商品が提案されています。人はストレスを感じると交感神経が優位となり、癒されると副交感神経が優位になります。また、唾液中のアミラーゼは交感神経が優位になると分泌が進むため、唾液アミラーゼ活性を測定することで交感神経の高まり、つまりストレス負荷の大きさを評価することができます。そこで、定期試験の受験やオイルマッサージなどの前後で唾液アミラーゼ活性を測定したところ、測定値に変化があり、癒し効果が認められました。今後はさらに被験者を増やし、さまざまな方法や商品の癒し効果を科学的に評価していきたいと思います。
過去の卒業研究テーマ事例
- 香辛料による口腔内環境に関する研究
- ヒト由来試料を用いた体内環境指標の基礎検討
- タバコ中のニコチン濃度の定量
- 飲料が唾液アミラーゼ活性に及ぼす効果の検討
- 卵殻膜由来の細胞接着性タンパク質の抽出と解析
- 加湿による細胞の回復とHSPとの関係性
など
学科紹介
- 医療医薬分析学科
- 健康化学分析学科
- 農水産バイオ分析学科
- 環境化学分析学科
- 先端化学分析学科(通信制)