本校では授業や実験で専門的な力を養う以外に、自立した社会人になるための基本がしっかり身につく、さまざまな指導を行っています。
実社会で不可欠なビジネスルールやマナーを自然に身につけられるよう、普段の学生生活の中で社会人教育を実施。仕事の意義から就職活動まで広く学ぶ「ビジネス実務」の授業も1年次の必修科目に取り入れています。
授業で学ぶ知識・技術が社会でどう役立つのか、の理解を深めるため、2年間で5回、卒業生が実際に働いている事業所への見学会を実施しています。このほか、研修旅行の際も事業所見学を取り入れています。
本校に求人を寄せる企業の採用担当者やそこで働く卒業生などを招いた「企業紹介講座」を開催しています。その企業の概要や業務内容、求める人材や就職後の仕事などについて詳しく聞くことができます。
就職活動が本格化する直前には、さまざまな分野で活躍している多くの卒業生と在校生との交流会を実施。就職活動対策や面接のポイント、仕事内容など、卒業生が個別に在校生の相談に応じてくれます。
研究開発や品質管理の仕事に不可欠な分析器の操作法を、本校では1年次よりじっくり覚えていきます。多彩な分析機器に習熟することは、就職はもちろん、社会に出た後の仕事に多いに役立ちます。
本校の先輩がお世話になっている求人企業の「現場の声」を聞くことで、企業では化学がどのように用いられ、活用されているかを理解し、現在の授業や実験が将来どのように役立っていくのかを認識します。全校学生に対して、年間3~4回実施されます。