本日は、高校生向けの化学実験会
「すぐできる!なるほど・ザ・化学実験会」を開催しました!
昨日の高校生の先生向けの「授業で使える化学実験会」に引き続いて
毎年実施しています。
化学や実験が好きな生徒さんが多くご参加くださいました。
今回の化学実験会のテーマは、
1)イロイロな冷やし中華はじめました!
2)雪を降らそう!
3)身近なものからスライムを!
4)虹色カプセルを作ろう!
の4つです。
それぞれの実験の様子をご紹介しましょう。
「イロイロな冷やし中華はじめました!」は、
紫キャベツを刻み、煮込んで取り出した
紫色の液体に含まれる色素を用いた実験です。
その色素「アントシアニン」が、冷やし中華の麺に含まれる
「かんすい」に反応して色が変わるのです。
さらに、お酢を加えると再度色が変わります。
麺を混ぜるだけの簡単な実験ですが、
生徒さんは楽しんで取り組んでいました。
見事に変わりましたね。上がそのままの黄色。
左が緑色。最後にお酢を加えて、ピンク色です!
続いては、「雪を降らそう!」です。
ドライアイスを用いて、別途ボトルの中に
雪の結晶を作ろうという実験です。
ちょっと写真ではわかりづらいですが、
小さな小さな結晶ができています。
その次は、「身近なものからスライムを!」です。
洗濯のりとコンタクトレンズの洗浄液!!から
おなじみのスライムを作ります。
それぞれを合わせて、よーく混ぜます。
水とコンタクトレンズ液の割合の違いで、硬さが変わります。
うまくできました♪
4つ目は、「虹色カプセルを作ろう!」です。
「アルギン酸ナトリウム」という薬品に絵の具を溶かして色を付け
「塩化カルシウム」の液体の中にスポイトで1滴ずつ垂らすと
ひとつずつ固まって、カプセルのようになります。
それを様々な色で行うと、虹色のようになるのです!
こちらの写真は完成した時の笑顔です!
きれいですねー。
実験後は、本日のような実験を通して、
本校で「分析化学」を学ぶと、どんな職業につけるのかを
スライドを使って説明しました。
参加いただいた生徒の皆さんからは、
「身近なものでこんなことができるとは驚いた。」
「いろいろな実験ができてよかった。」
「先生方がとても丁寧に説明してくれてよかった。」
「学校の文化祭でやりたいです!」
といったコメントをいただき、
実験会を楽しんでいただけたようでした。
今後もこの様な実験会を多数開催する予定です!
「化学が好き。」「実験がやりたい。」
と思う方はぜひ参加していただければと思います。