2005.06.23
今日は2年生の食品化学実験の日でした。この実験では、1年生の時に学んだ分析技術と機器を使用して、実際に市販されている食品に含まれる成分を分析します。今回私が担当しているのは、食品に含まれるリンの含有量を調べる実験です。
リンは生命維持に必要不可欠ですが、過剰に摂取すると骨に蓄えられたカルシウムを放出させカルシウム不足になります。加工食品の添加物や、清涼飲料水の保存料にも使用されているので、現代人は過剰に摂取しがちになっている物質です。分析技術を習得することと同時に、このような食品に関する知識も身に付けることができます。
学生は好奇心から様々な食品を持ち込んで分析し、その結果を比較していました。とにかく本校の学生は実験が好きで、分からないことはやってみようとする意欲が強いことを再確認しました。