2005.07.07
今日は「食品分析化学実験」の実験最終日でした。
本校の「食品分析化学実験」では、次のような8項目を調べています。
1.ジュース中の糖の定量
2.ワイン等の中の亜流酸塩(防腐剤・保存料)の定量
3.食品中のリンの定量(詳しくは2005-06-23:食品の分析をご覧ください)
4.様々な排水中のCOD測定
5.食酢中の有機酸の定量
6.食品中のカルシウムの定量
7.油の劣化度の検査
8.食品中のビタミンCの定量
※私の担当は7と8です。
「食品分析化学実験」の実験最終日ということで、生化学分析学科(今年の1年生から生命バイオ学科に変更)の2年生は以上の8項目を全て習得したということになります。学生たちは、入学してから約1年半実験をしてきたこともあり、手際よく進めておりました。この実験を含め、今までマスターした分析技術を大いに活かし、社会で活躍して言ってほしいともいます。
今週末はNPO法人 JREP認定「化学実験技能検定」の資格試験日です。この検定は、全国環境専門家登録機構(JREP)が認証している分析技術の能力を示す資格で、難易度によって1級から3級まで分かれています。国家資格である「技能士(化学分析)」の受験対策も兼ねた、レベルの高い検定でもありますので、合格すると、化学実験のスキルがあるという証明になります。本校の学生も多く受験する予定にしており、今日は過去の問題集を片手に受験勉強をしていました。
試験内容は、筆記試験と実技試験があり、今週末は筆記試験です。そのため、夕方何名かの学生が一度に質問に訪れてきて、私は同時進行しながら質問に答えました。そのとき少しだけ聖徳太子になった気分になりました(笑)きっと今晩も受験勉強に励んでいると思います。「一生懸命努力をする者が勝利を勝ち取とれる」と私は信じています。是非頑張って、多くの学生たちが資格試験合格をしてほしいと思います。
今日の夜、私が昨年まで担任していたクラスの学生が、2名訪ねてきてくれました。○○薬品と△△化粧品に勤めている卒業生です。学生時代も頑張っていましたが、就職先でも頑張っているようです。
一番うれしかったのは、自分の元クラスの学生の笑顔に会えたこと。まだ、約4ヶ月しかたっていませんが、とても懐かしく思えました。
以前にも数名のクラスの学生が訪ねてきてくれています。卒業生が訪れてきてくれることは、私たち教職員が日々頑張る活力の一つにもなります。今後もクラスの学生だけでなく、多くの卒業生が訪れてきてくれればいいなぁとおもいます。
日記が長くてすみませんm(_ _)m
by スマイル戦士