2005.11.03
今日は化学分析コース1年生の「重量容量分析実験」を担当しました。今回は「容量分析」のガイダンスで、中和滴定や電位差滴定、酸化還元滴定、キレート滴定など、これから取り組む実験項目について解説しました。(写真はもちろん今の1年生ではなく、2年生が昨年取り組んだ時のものです。)
この容量分析は国家資格である技能士(化学分析)の実技試験に毎年の様に出題されており、どんな化学分析においても真の値を得るために必須の技術です。各種機器分析においても基準となる物質(標準物質)が必要なのですが、標準物質が間違いないかどうかは、この容量分析の技術を用いて確認するほどなのです。
次回からは各容量分析に取り組んでいきます。学生の皆さん、技術を確かなものにするためにも、精度の高い実験を心がけて、臨んでください。
by 英国チャレンジャー号