2005.11.05
今日は化学分析コース1年生の「機器分析法Ⅰ」を担当しました。
今回のテーマはガスクロマトグラフィー(GC)の各種検出器と使用上の留意点についてでした。GCとは、分離分析、定量分析の手段として欠かせない装置で、化学工業をはじめ、医薬品、食品、香料、環境分析など幅広い分野の研究開発や品質管理なとに利用されています。
GCの検出器には、熱伝導度検出器(TCD)や水素炎イオン化検出器(FID)、電子捕獲検出器(ECD)など様々なものが用いられており、その取り扱いには経験を要します。
機器分析法Ⅰの授業も今回でちょうど20回目で、再来週には後期中間試験が控えています。昨年度までは核磁気共鳴法(NMR)や各種X線分析法などを中心とした「機器分析法Ⅱ」を担当していましたので、今年初めて担当した「機器分析法Ⅰ」の試験結果には毎回ドキドキさせられます。(苦笑)学生の皆さん、授業や実験のノートをしっかり復習して試験に臨んでください。
by 英国チャレンジャー号