2006.05.10
今日は「有機化学演習Ⅰ」という授業の日でした。この授業は、世の中に存在する様々な有機化合物の名づけ方を学ぶ一見難しそうな授業ですが、授業内容は結構おもしろいのです。
授業では、まず有機化合物を色々提示し、それについて名づけ方を説明します。その後に学生が例題の有機化合物を実際に名づけていく進め方ですが、有機化合物の中には構造が複雑なのもあり、なかなか名づけるのが難しく、学生は「???」という反応をします。しかし、その「???」の原因が何なのか、一人一人確認し、解説して進めいくので、学生たちは「お!わかった!わかってきた~!」とか、「おし!解けた!」と達成感を得られるようです。
今日も、ある有機化合物を名づけていた時ですが、やはり学生が「???」という反応をしているので説明して「OK?」と確認したところ、ガッツポーズつきで「OK!」と笑顔を返してくれました。そして、「やっぱ有機はおもしいわ~!」と一言。私は、この瞬間心の中で喜びの「よっしゃ!!」と叫びました。やはりどんな難しい授業でも、学生に「わかった!」「楽しい!」といってもらえるのが、授業を行なう一番の喜びです。
本校にはこういった楽しい実験ばかりでなく、楽しい授業がたくさんあります。これからもさらに「楽しい!」という発言がたくさん出てくる授業を進めていこうと思います。
by スマイル戦士