2006.05.27
今日は年に一度の本校の同窓会組織「分友会」の総会が行われました。私にとっては、大勢の教え子の前で初めて校長として挨拶をしましたが、一人の教員として接していた当時のことを考えると、何かくすぐったい感じがしました。
型どおりの総会を終えた後、本校ならではの一大イベント、「在校生との交流会」がありました。合同就職説明会ってご存じですか?色んな会社が一同に会し、それぞれのブースや机で担当者が自社の説明をするイベントで、新聞社や就職支援企業が学生を対象に開催しているものですが、本行事はそのイベントを、本校卒業生と在校生だけでやってしまおうというものです。
同じ立場の先輩が、学生時代の良い思い出から苦いエピソードも含めての就職活動アドバイスや、現在の仕事内容、中には、仮内定を出す先輩までいて、にぎやかに進行していました。学生もめったにないこの貴重な時間をムダにしないよう、限られた時間を目一杯使って目指す会社の先輩を訪ねていました。
最後はそんなことにも協力してくれた卒業生への慰労をこめて、教員との懇親会を開催。昔話に花が咲きました。中には、自社の製品を授業で使って欲しいと、提供してくれる卒業生も。
日本全国から約120名の卒業生たちが集まってくれましたが、中には有給休暇をとって、また、高い旅費を払って来てくれた卒業生もいます。こうした卒業生に支えられて、学校が、私たちが、学生が存在しているのだと、強く感謝した一日でした。
卒業生の皆さん、本当にありがとうございました!
by かりめろ