2006.06.06
今日は一年生の定性分析実験を担当しました。最近は、前期中間試験・再試験と実験からは遠のいていた日々を送る学生達でしたが、実験になると全員の眼が輝いていました。写真は実験中の1コマです。
今日の実験内容は、コバルト、ニッケル、亜鉛、マンガンの第4族に分類される金属イオンの各個反応とその分離実験でした。この前も書いたかもしれませんが、定性分析実験は分析化学を習得する上で基礎となる実験であり、本校だけでなく各大学でも行なわれている実験です。かくいう私も11年前に某大学でこの実験を行ないました。それだけ、化学を習得する上では基礎の実験、そしてもっとも大切な実験の一つなのです。
試験が続き、実践からは遠のいていた彼らでしたが、一生懸命に実験を行ない、時間ぎりぎりまで粘って実験を行なっていました。そして、大半の学生が目標をクリアすることが出来ました。
彼らが、この実験授業で化学の基礎となる技術を身に付け、我が国の必要不可欠な技術者になるのももう間近です。
by バッテン