2006.06.25
本格的に梅雨に突入し不順な天候が続きますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
土曜日、日曜日のみ開講している化学分析コースの学生達は、いたって元気です。多くの学生は十代から三十歳代の間で、年齢層の幅広いクラスですが、それぞれの目的、目標に向かって密度の高い学生生活を送っています。
今日は化学分析コース2年生のクラスで機器分析実験を担当しました。今日は高速液体クロマトグラフィー(HPLC)、蛍光分析法、赤外分析法のガイダンスを行いました。1年生の授業、実験で既に学んでいますが、今回の実験で更に確かな技術を身につけてもらいたいと思います。
ガイダンス終了後は、誰に言われるまでもなく、後期から始まる卒業研究のテーマ、実験方法の検討を自発的に行っていました。各研究グループとも大いに盛り上がっていたようで、これからが楽しみでなりません。
■卒業生の様子
梅雨にもかかわらず今週も沢山の卒業生が元気な顔を見せてくれました。
昨年度末卒業した生化学分析学科(現 生命バイオ学科)23期のS君は医薬品や工業薬品の研究部門で、一日も早く会社内の全容を把握するために毎日頑張っているようです。同じクラスでエレクトロニクス系の企業に勤務するTさんと一緒に来てくれました。
応用分析化学科(現 資源分析化学科)21期のTさんは3年次に編入学した某公立大学を卒業後、今春から大学院修士課程に進学して、土壌から発見した有用な菌の全合成に取り組んでいるとのこと。既に1年半後の就職に向けてエントリーを始めている様です。
化学分析コース21期のT君は独立して仲間と一緒に新しい会社を興し、技術系の採用を一任されているとのこと。卒業生もしくは化学分析コース学生向け求人票を持参してくれました。
某ドイツ系分析装置メーカーに勤める22期卒業のM君は同じクラスのK君と一緒に今春から稼働している新館を見に来てくれました。
卒業研究に燃える学生、社会に貢献する卒業生の姿は頼もしい限りです。
by 英国チャレンジャー号