2006.07.11
今日は1限目から4限目まで一日中2年生の実験を担当していました。実験がある日は、実験の進行に合わせて休憩時間を入れたりお昼ご飯をたべたりするので、休憩はチャイムの鳴る定刻ではありません。しかし、休憩開始を告げるチャイムが鳴ると他のクラスの学生が実験室入り口から「先生休憩まだですか?質問があるんです」との声がしょっちゅうかかります。
「先生、明日のお昼は資料室にいる日ですよね?資料室まで数学の質問に行きますのでよろしくお願いします!」とは最近数学に燃えている1年Sさんの言葉。質問をするために教員のスケジュールを把握しきっているとは...大変恐れ入りましたw
学生は疑問点があると必死でそれを解決しようとするので、私たち教員もそれに最大限に答えなければ、と思います。知識・技術を身につけたいと思う学生の向学心が私たちの原動力なのです。
教員は学生の帰宅後、学校中の教室・実験室を施錠・点検して回るのですが、その時私は「今日はここで学生とこんな話をしたなあ」とか「ここでK君から鋭い質問うけたなあ。」などその日起こった様々なことが次々と思い出されます。
明日Sさんちゃんと資料室に質問しに来てくれるかなあ、と誰もいない資料室を見ながら、ちょっと楽しみな気分になりました。
by アビー