2006.08.20
■技能士(化学分析)学科試験!
今日は全国で一斉に、国家資格である技能士(化学分析)の学科試験(1・2級)が行われました。技能士(化学分析)を目的目標のひとつにしている化学分析コースからも受検資格(実務経験)を満たす学生が数名受検しています。戻ってきた学生から出題された問題を見せてもらうと、各授業で学んだ内容ばかりでした。若干忘れているものもあるようで本人達は心配していましたが、きっと彼らなら来週の実技試験とあわせて、きっと合格を勝ち取ってくれるでしょう!
本校は全コースのカリキュラムを厚生労働大臣に認可されていますので、卒業時に受検資格を自動的に満たすことが出来ます。今年は受検資格を満たさなかった学生の皆さん、今から早速備えてくださいね。大阪で唯一の実技試験会場である本校実験室で卒業後もお待ちしております。
■1年生は準備中♪
化学分析コース1年生のクラスでは、技能士(化学分析)の出題範囲を含む後期実験「定性分析実験」と「定量分析実験」が始まりました。みずうみ先生を始め、各担当者も全員が合格するために、授業、実験の準備に余念がありません。私もその一人ですが、腕が鳴ります。1年生の皆さん、これから頑張っていきましょう!
■卒業生の様子♪
今日は卒業生のT君が遊びに来てくれました。写真はICP質量分析計の前に立つT君です。
なんでも勤務先でICP質量分析計を導入することになり、上司から分析機器メーカーの対応を任されたそうで、排ガスの排出方法、冷却水や電源の確保などの設置状況、法律上必要な届け出などを復習しに来校してくれました。ICP質量分析計は決して安くはない分析機器のひとつですが、就職して数年で大役を任されるとは大したものです。授業、実験で学んだことを念頭に置いて対応すれば大丈夫ですよ。ICP質量分析計に限らず、分析機器の導入を任された卒業生からの相談が度々あります。なかには、「判らないから学校で聞いてきて」と上司に頼まれる者も。卒業生が各企業で頼られる存在になっている様子を聞くと嬉しいものです。
by 英国チャレンジャー号