せんせのブログ

祝日空けの化学分析コース

2006.11.05

11月3日の祝日(文化の日)は土日開講の化学分析コースもお休みでした。
平日の仕事が忙しく土日とも仕事で公欠の学生もおりましたが、休み明けだけあって心なしか皆元気でした。

今日は1年生の「機器分析法Ⅰ」を担当しました。今日は全30回中22回目の授業で「後期中間試験」を行いました。化学分析コースでは定期考査を一度に行うのではなく、学生さんの負担を考慮して1日に少しずつ行って参ります。1年生にとっては、今日は後期中間試験の初日です。今日の試験は1科目だけでしたので十分復習する時間があったと思います。定期考査の都度、復習をかねて各分析機器でトラブルが起こった時のQ&Aをいくつか出題していますが、これは解答がひとつとは限りません。これから採点を始めますが、ざっと目を通したところ、今までにない良好な結果になりそうで楽しみです。1年生の皆さん、試験結果を楽しみにお待ち下さい。

午後からも1年生の「定量分析実験」を行いました。2つに分かれて「中和滴定」の3種類目と「沈殿滴定」を行いました。沈殿滴定では、日本のどの家庭にもある、とある調味料を分析してもらいました。私は中和滴定を担当しましたので結果はまだわかりませんが、身の回りのものだけあって早くレポートがみたいです。再来週の提出が待ち遠しいですね。

一方、2年生でも後期中間試験が始まりました。卒業まで授業日を30日残すのみとなりました。写真は卒業研究で植物プランクトンを培養しているところです。生物活動によって化学物質がどのような影響を受けるのかを調べています。(一般に有害だと言われている元素が実は生物に必要な物質だったりします。また生物活動によって有害性が軽減されるものもあります!)毎週、卒業研究に追われる彼らですが、人生最後の学生生活を精一杯過ごして欲しい、楽しんで欲しいなと思います。
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by 英国チャレンジャー号