2006.12.10
今週末は、化学分析コース2年生の「卒業研究」を担当しました。
それぞれの研究グループが必要なデータを取るために、原子吸光光度計や高速液体クロマトグラフ、ガスクロマトグラフ、赤外分光光度計、熱分析装置など、様々な装置を稼働させています。どの装置も高感度な装置なのですが、研究テーマによっては更に感度が必要なものもあり、そういうときは学生達に混じって、装置のメンテナンスを行います。学生達は既に機器分析法Ⅰや機器分析法Ⅱの授業や実験、ビデオ教材などで各機器について学んでいますが、実際のメンテナンスを見るのが初めての者も多いです。私たちもそうでしたが、このような機会は勉強するのにいい機会です。メーカーや機種によって多少の違いはありますが、原理は同じです。しっかりものにしてくれたことだと思います。年内残すところ3日となりましたが、気持ちよく年を越すためにも頑張って欲しいと思います。
今週末はたくさんの卒業生と会いました。忘年会へのお誘いから仕事の相談まで幅広く、総勢15名以上でしょうか。写真は、日曜日の夕方に来てくれた18期生化学分析学科(現 生命バイオ分析学科)卒業生のF君です。彼は某住化分析センターで医薬品の分析に従事していますが、今日は近くの帝国ホテルで同僚の結婚式があったそうで帰りに元気な顔を見せてくれました。同じ会社に勤める同級生のOさんと一緒に来てくれたので、一瞬、ひょっとして二人が「結婚かぁ・・・」と早とちりをしてしまいました。(苦笑)
彼らはもちろんのこと、今までの卒業生や化学分析コースの学生も医薬品などの分析で活躍しているようで、とても嬉しく暖かい気持ちにもなることができました。
卒業生の皆さん、更なるご発展とご活躍を祈っております!
by 英国チャレンジャー号