2006.12.20
本日は第10回目となります「化学実務駅伝」を開催しました。これは、化学が企業の現場でどのように利用され、活用されているかという「現場の声」を直接学生に聞かせることで、それぞれの学習するポイントを気づかせようとするものです。
今日は水を中心に分析をしている企業の方にお越し頂きました。お二人の内一人は分析現場の方、もうお一人は総務的なお仕事をされている部長様です。
現場の方からは、「分析と言えどもそのデータが理解されなければ意味がない」といったお客様(分析依頼者)第一の考え方を教えていただきました。また、部長様からは、面接試験における第一印象の重要性を、具体的な事例を元にわかりやすく教えて下さいました。
ちょっと難しいお話ですが、先日の参議院本会議で、60年ぶりに教育基本法が改正されました。その中の「教育の目標」には、「職業教育の重要性」が謳われています。今後こうした「職業教育」が盛んになっていくと思われますが、現場の生の声こそ本当の職業教育。
法律で「職業教育」が言われる前から専門学校では、また、本校では、学生たちにすでに実践しているのです。
by かりめろ