2007.01.30
昨日は卒業研究発表会の予行演習がありました。個別にも質問をしたりアドバイスをしたりしましたが、その最後に各先生方から最後の最後とも言えるアドバイスが学生みんなに伝えられました。
そして今日の本校は昨日のアドバイスを元に明日の卒業論文提出に向けて最後の仕上げを行っている学生でいっぱいでした。仕上げるみんなも大変ですが、我々教員も大変です。論文の添削はホントに戦いです。学生のみんなが一生懸命出したデータを、世間のどこに出しても恥ずかしくない論文にするため、図表から文章表現まで徹底的に見直して赤ペンを入れ添削しています。
「先生、あと1日しかないんですけど...」と言われても妥協はしません。この最後の最後の仕上げでいかに頑張ったかが、卒業後も自分の研究者・技術者としての自信やプライドにつながると思うからです。
私が学生生活最後の論文を書いていたのは今から12年前。大震災の直後でした。半壊した研究室で半泣きになりながら「間に合わない」「どうしよう!!」と言いながら論文を仕上げたことは未だに記憶に鮮明に残っています。
今日、明日必死になるのは当たり前です。最後の最後、力を振り絞って仕上げた珠玉の1冊を仕上げましょう。一生の宝物になるはずです。
卒業論文は明日で締切ですが、発表本番は4日後。プロジェクターの原稿や読み上げる文章も最終調整頑張りましょう!
by ドラ一郎