2007.02.24
化学分析コースには、地方から新幹線や夜行バスで週末だけ通学してくる者や、大阪で働きながら地元へのUターン就職を目指す者が毎年のように入学してきます。
今週末は、化学分析コースを昨年度卒業したF君が高知県から遊びに来てくれました。F君は高知県出身で、入学前からずっと大阪で働いていましたが、地元での再就職を目標に本校に入学してきました。自宅のそばにある環境計量証明事業所(水や土壌や大気などに、何が、どの程度含まれているかを調べて証明する会社のこと)へ在学中の転職を果たし、現在は水中のダイオキシン類の分析や大気中のアスベストの分析、騒音測定などに従事しています。環境分析は、私達の生活を守る上でとても大切で、やり甲斐のある仕事のひとつです。これからも頑張って欲しいと思います。
F君曰く、化学の授業は無論、「統計工学」や「作業環境測定概論」、「化学関係法規」など、化学分析コースで学んだ授業ひとつひとつが仕事にリンクしており驚いたとのこと。実際の仕事に役立つようにカリキュラムを編成しているとはいえ、改めて卒業生からそう聞くと私も嬉しくなります。入社1年目でそこまで感じるのは、会社の中で大事なポジションにいる証拠。
F君、天満橋より更なる活躍を祈っています!
by 英国チャレンジャー号