2007.05.11
今日は生命バイオ学科2年生のバイオ化学実験の担当日でした。実験テーマは『微生物の観察』。学生達が先日培養した微生物を観察する日です。
培養する前は、微生物を見て『何だか気持ち悪い~』と言っていた学生も、顕微鏡で必至に微生物を見ていました。顕微鏡を見ている一人の学生が『あぁ~何かおる~っ!』と言うと、自分の顕微鏡を放っておいて『どんなん?見せてぇ~!』と群がるといった具合。みんな顕微鏡の向こう側の世界に興味津々で、気が付くと実験時間を延長していました。(驚!)
培養の結果、大成功したU君とは裏腹に、失敗したY君は悔しそうでしたが、かの有名な「ペニシリン」も、実験者の培養の失敗によって発見されました。培養された菌は本当は大変有用な微生物かも知れませんぞ!Y君。(シャーレの写真 左:麹菌のジャイアントコロニー、右:麹菌を培養しようとしたが、別の菌の生育が見受けられた。)
また午後には、英国チャレンジャー号先生が企業の方を実験室に案内されて来ました。本校には、こうして求人企業の方々が、実際に学生が実験している様子を見学に来られることもあるんですよ。企業の方も興味津々で実験を見学されていました。学生は少し緊張気味でしたけどね。(^^)
by すくろーす