2007.08.07
昨日のなたね先生の日記の通り、本日は大阪府・大阪市・堺市の3つの教育委員会からのご後援をいただき、『第8回授業で使える化学実験会』を行いました。
当初50名の定員枠で募集いたしましたが、大変な人気で、多くの申込みを頂きました。そこで、60名まで受け入れ枠を拡大したのですが、昨年に引き続き、それをもなお上回る申込みをいただきましたので、キャンセル待ちの十数名の先生方には、敢え無くお断りをする事態が生じました。まずはこの日記をご覧になっている先生で、お断りすることになりました先生方には、この場をお借りし、お詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。また、本日ご参加頂いた先生方におかれましては、長時間お付き合い頂きまして誠にありがとうございました。
さて、実験の内容ですが、60名の先生方に5班にお分かれいただき、5つの実験をローテーションの形で行いました。テーマの詳細については、今回の告知画面をご覧下さい。→https://www.bunseki.ac.jp/event/07.08.07.html
実験テーマとしては、酸化還元を単元とした『ぱっと現れる青い光』を私はこのうち担当しました。一般に振動反応といわれる反応ですが、かなりインパクトがあったようで、「きゃー!すごーい!」と相当驚かれる先生方もおられ、大変気に入っていただけたようでした。現象としては、無色→薄い褐色→青紫の3つの色の変化が、自然に繰り返し起こるというものです。
もちろん、この他の4つの実験も実施後のアンケート集計から「授業で使える!」という圧倒的なご指示をいただき、実験会の表題どおり、先生方のお役に立ったようでした。
また、実験終了後には化学教育ディスカッションの時間を取り、『今後の理科教育の在り方』という大きなテーマで各グループに分かれてディスカッションを行いきました。受験中心の授業になりがちではあるけれども、「理科教育にはやっぱり実験は必要だ!」と言われる先生がほとんどで、どの先生方も時間数の少ない中、何とか生徒に理科の面白さや重要性を伝えようと粉骨砕身、日々努力されている様子がうかがえました。
何はともあれ、多くの先生方にリピーターとしてご参加いただけるようになり、今後とも先生方のお役に立てますよう、テーマ選びから熟慮いたしますので、本日ご参加頂いた先生方も、今回残念ながらご参加いただけなかった先生方も、来年もふるってご参加頂きますようよろしくお願い申し上げます。(実施予定についてはホームページ等でご案内いたします。)
さて、明日は中学生・高校生対象(引率頂く先生方も含みます)の『すぐできる!なるほど・ザ・化学実験会』が開催されます。万全の体制で皆様のお越しをお待ちしております!お楽しみに!https://www.bunseki.ac.jp/event/07.08.08.html
byすくろーす