2007.08.27
今日は午後から資料室の図書の在庫確認を行いました。
私は割と本好きなので、資料室の本はだいたいどこにどんなものがあるか知っているつもりなのですが、学生たちはまだまだよく分かっていないようで、この夏休み中にもう少し利便性を上げようと工夫をしているところです。
今は夏休みなのであまり「せんせー、こんな本あらへん?」と聞かれることはありませんが、前期の間には予習・復習やレポート作成のために資料室に来ている学生からよく相談を受けました。
本校の資料室の図書の中には、化学に関する技術系の本ばかりでなく、いろんな企業さんからいただいた会社の「社史」のような本もあります。ホームーページや会社のパンフレットでは知ることの出来ない内容がたっぷり詰まっているので、その企業を受験する前には必読です。
学生たちも「社史」なんて本の存在は知らないらしく、2ヶ月ほど前に某社を受験する学生に、「もっとその会社のこと知りたかったら、こんな本があるよ」と紹介したところ、「え、そんな本あるんですか。見てみます」と言っていました。その後、内定を勝ち取っていましたので、この本を読んだ効果もきっとあったのだと思います。
今はインターネット全盛の時代ですが、インターネットに載せきれないような膨大な情報が凝縮された書籍はたくさんあります。調べ物のノウハウが知りたければ、もっと私たちに相談して欲しいですね。
by ドラ一郎