2007.09.05
今年の3月に卒業し、食品分析の企業に就職した生命バイオ分析学科のNさんからメールが届きました。この日記を彼女も熟読(笑)しているようで、この日記への投稿を快くOKしてくれましたので、紹介します。(注)固有名詞のみ加筆修正しています。
すくろーす先生,お久し振りです.お元気ですか?
先日のサイエンスフェスタにHさんと一緒に行ったのですが,すくろーす先生とお会いすることができず残念でした.
学校のブースはびっくりするくらいの人がいて,ほかの先生方ともお話しする機会はありませんでしたが,この大盛況をみて,化学を楽しいと思ってくれる子供が増えるといいなと思いました.かくいう私とHさんも,十分に色々なブースを楽しんできました.
せっかくなので近況報告でも.
分友会(=本校卒業生が在校生に企業の説明をしてくれる行事)でお会いした際には,脂質の分析を行っている,と言いましたが,2週間ほど前から,添加物の規格試験や含有量の試験を行うようになりました.最近は,食品添加物公定書や日本薬局方と仲良くしています.学校で習った方法や,実験でもたくさん経験した滴定操作など,今のほうが学校で学んだことに近いように感じます.
私の職場ではISO9001を取得しているので,手順書としてマニュアル化している検査が多いです.でも,規格試験は頻繁に来るものではないので,公定書を見ながら検査を進めていくこともしばしば.
そのとき,試薬の調製や使う器具の選択などを自分で判断することができるのは,テキストを読んで自分で試薬を調製した経験や,正確にはかるときに使う器具,ある程度不正確でもいいときに使う器具などの判断を,体で覚えるくらい何度も学んだことが大きかったように思います.・・・ちょっと何が言いたい文章がわかりにくいかもしれませんが,要は学校で学んだことが生かせてる!と思ったということです.
機会があれば学校にも顔を出しに行きますね!かりめろ先生をはじめ,他の先生方にもよろしくお伝えください.それでは,お元気で.
これを見ている卒業生の皆さんもどしどし近況報告をお寄せ下さい!(^^)/
では今日はこの辺で・・・・
byすくろーす