2007.10.19
今日は2年生の卒業研究が行われました。本校の卒業研究は9月から始まりますので、ちょうど1ヶ月が過ぎたことになります。卒業研究を始めた頃は自分たちで考えた研究テーマについて無我夢中で取り組んでいたのですが、最近は卒業研究を始めた頃に比べ、学生達の実験に対する集中力が無くなっているように思えます。これは実験のペースが落ちているだけではなく、実験終了後の片付けなどを見ていてもよく感じられます。
卒業研究が開始されて1ヶ月が経ち、研究のペースが軌道に乗ったことが学生達の安心感を高めているのか、それとも反復実験が多いので少し倦んだ気持ちが生じ始めているのかは分かりません。私自身、彼らと同じ年代の頃は卒業研究やその他の研究に対して、慣れからくる心の油断が生じて中途半端な研究・操作をしたことで、後になって失敗した時間を取り返そうとして大変な思いをしたことが幾度となくあります。
2年生諸君、何に対しても心の油断が大敵です。軌道に乗ったときほど、気を引き締めて物事に取り組み、来年2月には大輪の華を咲かせましょう!
by バッテン