2008.02.15
先週土曜日に卒業研究発表会があったことは、かりめろ先生の日記でもう皆さんご承知だと思います。これで二年生は、全ての授業・実験を終えて来月の卒業式を迎えるばかりです。
ただし何事も自分たちだけで完結する物はありません。
どさんこ先生の日記に少し書かれていますが、研究発表会での発表を参考に一年生は自分たちが研究するテーマを考えています。すでに大まかなテーマを決めていて、研究グループもでき始めているようです。
また、せんぱい先生の日記とアビー先生の日記にありましたように、道頓堀川水質調査が行なわれ、二年先生から来年度の主力として活躍する一年生に実験方法から結果のまとめ方までしっかりと引き継がれました。この道頓堀川水質調査については、なんば経済新聞に取り上げられ、Yahoo!ニュースとしても配信されました。
もちろん学生だけでなく教員も同じです。それぞれの教員は、来年度に向け担当教科の内容や教え方を見直します。さらに今年度のカリキュラムも見直し、さらに良い物にするため科目や実験テーマの変更を行ないます。
極端な言い方をすると授業は黒板とチョークさえあれば良いので、すぐに授業内容を変更できます。
しかし実験科目は、様々な試薬と器具を使うのでその場で変更することができません。それに実験の途中で試薬が足りなくなって実験ができなくなることも許されません。そこで重要なのが試薬や器具の在庫調査です。ここで正確な在庫を把握しないと、必要な試薬や器具が足りなくなったり、無駄を出すことになってしまいます。
と言うことで、今日は薬品庫にこもって目的の薬品があるか、ある時にはどのくらい残っているか、在庫リストとにらめっこをして一つ一つ確認しました。
こうして一つずつ確認すると、どんな試薬がどこにあるかということも自然と頭に入ってきます。本校には約2000種の試薬が保管されていますが、ほとんどの先生は試薬がどこにしまわれているか大体頭の中に入っているようです。私はまだまだです。
これからどんどんと来年どのための準備も本格化して行きます。
(写真は、トトロ先生がなにやら明日の準備でたくさんの器具を並べていたのでその写真です。どんな試薬が保管されているか公表すると危険かもしれないので、試薬の写真はの掲載いたしません。)
by 目指せ!関西人