2008.03.26
連日、先生方から模擬面接試験の報告がなされていますが、本日は私とせんぱい先生で面接官を担当しました。面接試験は、試験でありながら企業側としてはどのような人物なのかを知る場でもあります。各学生の個性や考えを引き出すために、様々な質問をしておりましたが、その中で卒業研究の話になった際、生命バイオ分析学科のH君が「昨年の夏ごろから友人たちと卒業研究のテーマについて検討し始めていました。」と答えていました。以前の日記にもあるように、先輩方の卒業研究発表会を聴いてから卒業研究テーマの検討をし始めるのが通常のパターンですが、なんとも早くから・・・と感動してしまいました。
卒業する前の学生に、2年間で「何を一番一生懸命行いましたか?」、「何が一番楽しかったですか?」ということを聞くと、本校の学生の多くは『卒業研究!』と答えます。また同時に、「まだまだ研究したいことがいっぱいあった」、「これからもっとおもしろくなるところだったのに・・・」、「このまま卒業研究を続けたーい!」など、卒業研究に惚れ込む学生がたくさんいます。そのような声を聞くたびに、やっぱり本校の学生は「実験が好きなんだなぁ」と感じます。
また、少人数のチームで学生も先生も一緒に没頭できる卒業研究では、学生同士はもちろん、先生と学生の間にも一種の「絆」が生まれます。2年生は4月中旬から本格的に卒業研究のテーマ決定をすることになりますが、今年はどんなテーマでどんな絆が生まれるのか先生方はとっても楽しみにしています。H君にとっては本当に待ち遠しくて仕方がないのではないかと思いますが、ちなみに彼の計画している研究テーマは「アロマテラピー」と「ストレス軽減」に関するもの。さまざまな文献調査をもとに、すでにクラスの友人とも具体的な話をしているようですが、果たして実現するか否か・・・。乞うご期待!
※ちなみに、写真は今年度の卒業研究の様子です。真剣に、それでいて楽しんでいる様子が写真から滲み出ていますね。
byすくろーす