2008.04.01
今日は平成20年度のスタートを切る日であり、澄み切った青い空と、満開の桜が大変美しい日でした。教員は気持ちも新たに新年度を迎えたわけですが、この春本校を巣立った卒業生の多くは、今日が社会人デビューをする日です。彼ら・彼女らは、社会で戦力となれる知識・技術を充分身につけ、自信をもって巣立っていったわけですが、やはり教員は「みんな無事に一日目を終えたのかなぁ・・・」と親心にも似た心配な気持ちで一日を過ごしていました。そんな夕方、なんと早速、社会人一日目の様子を報告してくれた卒業生がいました。
写真は、私が担任をしていた資源分析化学科のK君と私アビーのツーショットです。彼は宮崎県出身で現在は本校のすぐ近くの環境関連の企業に就職したのですが、さっそく初日の報告をしに夕方来校してくれました。今後の配属はこれまで専門に学んでいた分野と同じようですが、「しっかり戦力になれるよう、学校で学んだことをこれから復習します!」と大変明るい顔で言っており、今後の活躍がとても楽しみです(^^)。
また、同じく今日社会人生活のスタートを切った生命バイオ分析学科のKさんからも報告のメールが着ていました。本校には、年に数回、「企業見学会」という様々な企業様を訪問させて頂き、自分たちが学んでいる知識・技術がどのように現場で活かされているかを知る行事があるのですが、Kさんは1年生のときに現在の就職企業を訪問し、「ぜひ入社したい!」と意思を固め、それを実現させた学生でした。彼女からのメールによると、その会社の副所長さんがその当時のKさんのことを覚えていて下さったのだそうで、その喜びが書かれていました。また、会社は成果主義に変わったということで、のんびりはしていられないです・・・とは書きつつも、自分の実力が試せるチャンスだと明日からの仕事に意欲を燃やしている様子でした。
きっと他の卒業生もこの二人と同様に充実した初日を終え、いいスタートを切ったことでしょう。教員も彼らに負けないよう、さらに頑張っていかねば!とパワーを沢山もらいました。二人とも、報告を本当にどうもありがとう!!
by アビー