2008.06.19
梅雨らしい天気が毎日のように続いているここ天満橋から今日はアビーがお届けします!(^^)
今日、1年生はほぼ終日「基礎化学実験」があり、私は「酸塩基抽出」という実験をしました。・・・と書くととっても堅苦しいですが、要はタイトルにある通りの内容の実験です(笑)。学生に3種類の物質が溶け込んだ溶液が手渡され、それが何であるかを1種類ずつ取り出しては確認していくのです。もちろん始めから「何がはいっていますよ」とはお知らせしていませんので、学生達はクイズ気分で実験を進めるわけです。
実験開始までは、いくら私が「この実験は面白いよ」といっても「問題を出す先生は楽しいかも知れないけれど僕らは必死で楽しくないと思いますよ、きっと・・・」と言っていた学生達ですが、実際は思っていたとおりの結果が出たときなどは「おおっ」と歓声が上がり、なかなか楽しそうでした。正解率はというと、本日の担当学生は100%!見事な名探偵ぶりです。
実はこの実験、ほとんど同じ内容で今日2回行ったのですが、1回目は結果が出るまでに3時間かかりましたが、2回目はなんと1時間足らずで結果をだすことが出来ていました。この効率の向上は私たち教員の予測を上回るものでした。実験を始めるまでは大丈夫かなあ、出来るかなあ、と弱気になっている学生も、実際に行うことで自信を蓄積していって欲しいと思います。
byアビー