2008.07.07
一年生の月曜日は、定性分析実験の日です。分析化学は、「何が」「どれだけ」「どこに」「どんな形で」含まれているか調べる化学ですが、定性実験はその内の「何が」含まれているかを調べる実験です。
先週の月曜日は、ドラ一郎先生が書いているように定性分析実験のプレテストでしたが、今日から本番の実技試験でした。
そんな実技試験をしていると知らずに、明日の基礎有機化学実験の準備のため実験室に行ってびっくりでした。普段は真剣に実験に取り組みながらもワイワイと楽しそうに実験をしているのに、実験室が静まりかえっていました。「絶対にミスはしないぞ」という真剣なオーラで満たされていました。
本格的な化学実験を勉強しだして3ヵ月が過ぎたところですが、試験管を振る手つきや溶液の色を自分の白衣を背にして比べるなど、実験をする様子はもう全員一人前でした。
今日は、もう一つ嬉しいニュースがありました。
本校では、化学に関するさまざまな情報を「くるくる」や「ミニくる」というメールマガジンで毎週発信していますが、このメールマガジンを元にさらに加筆した新書籍がついに完成しました。タイトルは、「知ってナットク! カガクニュースの基礎知識」です。
店頭に並ぶのは10日以降ですが、一足先に今日のお昼に出来立ての新書籍をかりめろ先生からいただきました。どんな感じに出来上がったのか書籍を受け取りそのまま立ち読み状態。すくろーす先生に「座って読んだら」と突っ込まれてしまいました。
「化学」だけでなく地球温暖化から先端科学技術まで広く取り上げていますので、店頭で見かけたときにはぜひ手にとって見てください。
カガクニュースの基礎知識―知ってナットク!
by めざせ!関西人