2008.09.29
今日は1年生の機器分析化学実験を担当しました。先週は祝日のため学校はお休みでした。その前はガイダンスを行いましたので、本日が1年生にとっては後期初めての実験でした。今までに機器分析化学という講義で分析機器の概要は学んできた彼らですが、実際に分析機器を触るのは初めてですので、実験の始めのほうは機器のボタンを押すのもドキドキしながら行っていたようです。
しかしながら、お昼休みを挟んで午後の実験では、前期に身に付けた実験の雰囲気を思い出したのか、積極的な学生は自ら機器に立ち向かうべく、我々専任講師に質問の攻勢をかけてきました。写真は実験中の風景です。
さて、1年生の中からは既に来年の就職先・編入学先を意識した質問も上がっていました。その中でも生命バイオ分析学科のTさんは幹細胞に関する業務に就きたいと思い、今から独学で勉強しているそうです。それ以外にも、国立大学への編入学を検討している女子学生もいました。我々の実験では、機器に触れることもそうですが、教員と学生間の授業では出来ない本音の話をする時間も大切にしています。それは、普段では話しにくい内容、質問しにくい内容も一緒に手を動かしながらであれば、いつもはある垣根が取り払われ本音が話せるという効果があるからかも知れません。
本校では、1年生の後期に合計で8種類の分析機器をそれも大学とは違って、最初の我々専任講師からの説明・演技の後は学生達に試料の前処理からデータ処理までの一貫した指導を行って、分析機器を習熟してもらいます。そのため、普通の4年制の大学を卒業するよりも多くの機器の使用方法と原理、データ処理の方法を覚えて卒業することが出来ます。
本校の学生に対する企業からの求人数が多いことは分析機器を沢山習熟していることが魅力であることも確かです。他の大学生・専門学生よりも付加価値を自ら付ける為には、何事に対しても失敗を恐れずに全身全霊立ち向かうことを本校では教育しています。
他人よりも多くの知識と技術を身に付けたいと思われている方は、是非、本校にお越し下さい。我々、教員も全身全霊で学生に教育します。
by バッテン