2008.10.04
昨日スポーツ大会が実施されましたが、化学分析コースの学生達は平日ですので仕事やダブルスクールに励んでいました。ですから筋肉痛とは無縁の状態で今日の卒業研究に臨んでいるのですが、私トトロは日頃の運動不足が祟って大変な筋肉痛状態で卒業研究を指導しました。
さて、卒業研究も5回目を迎えると、グループによって進捗状況にバラツキが出始めてきました。といっても予定が遅れているグループはありませんが・・・。
むしろ思ったより想定以上の成果が出始めているので、予定を前倒しして、更なる研究の方向性を既に模索し始めているのです。このグループに他のグループが触発されて、研究を急がないかと危惧しましたが、その心配は無用で他のグループは予定通りに自分たちの研究に打ち込んでいました。
卒業研究では、焦らず、想定した結果が出るよう細心の注意と適切な判断、そしてなにより自分たちが行っていることに対する確固たる自信が必要であり、学生達もそれをわきまえて研究を行っているようでした。もう立派な分析技術者(の卵)と言ってよいでしょう。安心して研究を指導することが出来るようになりました。
余談ですが、そんな集中して行っている研究中でも私の筋肉痛をいたわってくれる学生達ばかりなのには笑って「ありがとう」と答えていましたが、心の中はジーンとして熱くなっていたのも事実です。
心ある分析技術者に成長してくれたようで、うれしい研究日でした。
by トトロ