2008.12.01
☆機器分析☆
今日は1年生の機器分析化学実験で、蛍光光度計を使用したビタミンCの定量を行いました。機器分析実験も開始から半ばを過ぎ、学生の操作も手馴れてきた様子でした。初めに注意事項を説明し、実験操作の概要をそれぞれ口頭試問するのですが、ほとんどの学生が予習をしてきているためすらすらと私の出す質問に答えていました。その後試薬を作り、実際に蛍光光度計で測定するのですが、使用方法の説明をすると「へ~、へ~。」という納得の声があちこちから聞こえてきました。座学の機器分析化学で一度装置の勉強をして、さらに実験のガイダンスで原理等を学んでいますので、実際に分析機器に触れても「あ~、習った」という感じで操作することができるのです。
測定が終わるとデータのまとめです。濃度の分からない試料を分析したのですが、1班は少し答えと違ったデータが算出されました。ここぞとばかりに学生は皆、考察を考えて、「何で数値がずれたのか」ということを皆頭を悩ませ考えておりました。勿論私は理由を直ぐにはいいません。まずは自分で考え、レポートに考察を書くように伝えました。まず考え自分で調べることが、勉強をする上でも働き出しても一番大切なことと思います。(私自身学生時代苦手でした)
レポートに皆がどのような内容の考察を書くか楽しみにしています!!
写真は本日使用した、分析機器です。
☆ゴミほり☆
実験終了後、講義棟に戻ると資源分析化学科2年のK谷君、H山君、A木君が満タンになったゴミ袋をいくつも持って、階段を下りてきてました。何かと聞くと、クラスのゴミが満タンになったから袋を取替えに来たとのことでした。今日彼らは、清掃当番ではありませんでしたが、自主的にゴミ袋を交換していたのです。皆が嫌がる事を、前向きに行っている彼らの姿をみて、気持ちが温かくなりました。いつまでもその気持ちを持ち続けてほしいです!!
byせんぱい