2008.12.10
今日は2年生の卒業研究の中間発表会(第3回)がありました。11/19に第1回が行われてから(11/19のバッテン先生のブログ参照)、各研究班が持ち回りで中間発表をおこなっています。発表する班にとって、中間発表会が自分たちの研究内容や発表方法を改善する機会になることはいうまでもありませんが、発表者以外の聴衆である学生にとってもこの発表会は大きな意義があります。一つには、どういう発表方法や資料がわかりやすいのかを客観的に見て、自分の発表の参考にすることができることですが、もう一つには、研究内容を論理的に把握して疑問点を発見する力を養うことができることです。
他人の研究を聞いて疑問点を見出すことは、自分の研究も客観的に見て問題点に気付く力につながります。研究発表を聞いてその場で疑問点を質問するのは意外に難しいことなのですが、今日の発表会でも何人かの学生が質問しました。当然答える発表者の学生も一生懸命に答える内容と言葉を探します。このやりとりによって、論理的に(つまり他人を納得させられるように)話を展開する力を、発表者も、質問者も、またそれを聞いている他の学生も、養ってもらいたいと思います。
ともあれ、卒業研究に使うことのできる期間もあと1ヶ月強になりました。これからまとめに向かって、どの班もがんばれ!
by Pパンサー