2008.12.18
昨日、最終回の卒業研究中間発表会があり、私が指導を担当する班もそこで発表をおこないました。実験データは面白いものが出ていましたが、データ処理方法、発表資料の作り方と発表の方法、今後の実験方針の立て方などの問題点がわかったと思います。
今日の昼休みの時間に資料室に行ったところ、その班のメンバーであるM君が早々にやって来て、データをパソコン上で処理していました。中間発表会の準備を優先したためデータ処理がまだ充分にできていなかったので、それを行っていたのです。彼は班の中でこのデータの取りまとめの担当ではないのですが、パソコンが得意なこともあって、班内の役目としてではなく独自にパソコン上での処理を行っていました。私が質問すると、スライド作成ソフト"PowerPoint"の画面を黒板代わりに使って数式を書いて説明してくれました。ああいう使い方があるとは思いつかなかった・・・。その後同じ班のK君もやって来て、話し合いながらデータ処理をしていました。出来上がったデータ解析シートは班のデータ解析結果として使われるでしょう。彼は、発表用のスライドも独自に考えたものを作って準備しているようです。メンバーが主体的に考えたり動いたりすることが、班全体の仕事を良いものにするんだということを実感しました。
by Pパンサー