2009.05.10
今日は昨日に引き続き、道頓堀川の水質調査が行われています。
今日の内容は一般細菌、大腸菌の検査で、昨日作成した培地にできた微生物のコロニーの数を数え、道頓堀川の汚染状況を調べるというものでした。参加者は昨年も経験のある2年生よりも1年生が多く、1年生達は先輩の説明を聞いてコロニー数の計測を行っています。
いつもなら実験中も笑顔の絶えない本校ですが、みんな一生懸命数を数えているせいか、今日だけは笑顔が見られません。数え間違えてはいけないので、私も説明するとき以外は話しかけにくい状況でした。
学生達が一生懸命カウントしている微生物はこんな感じに見えます。1つのシャーレに少ない場合で10数個、多い場合で5~600個の「点」が見られたのですが、これを間違えないようにカウントしています。
各自で計測したあとは2年生を中心に測定数をまとめていました。今日は2年生・生命バイオ分析学科のU君に「今日は、経験者の君が中心になってまとめてね」とお願いをしていましたが、十分に役割を果たしていたと思います。
実験後は、廃棄するためにバイオハザードバックに入れ、滅菌処分をしておしまいです。
1年生達は授業以外での実験を経験でき、実験中は無口でしたが、帰りはすごく楽しそうに帰って行ったのが印象的でした。明日以降も道頓堀川の水質調査は続きます。頑張ってくださいね。
by ドラ一郎