2009.05.14
■防火訓練
本校では年に一度『防火訓練』が行なわれ、今日がその日でした。学生には防火訓練が行なわれることと非難場所、避難経路やその他の諸注意は連絡しますが、開始何時は伝えません。訓練とはいえ、実際に火事が発生するのは予測不可能であるため、少しでも火災発生時と同じ感覚で訓練することにより速やかな非難を経験しておいてほしいからです。
本校は分析化学を勉強する学校ですので、皆さんご存知の通り実験が毎日のように各学年で行なわれます。発火性のある薬品やガスバーナーなど日常使用することのない物もたくさん使用するため、火事になる可能性が高い環境で勉強していることは事実です。
今までのブログの中で紹介されたこともありましたが、実験を行なう前には試薬の危険性を事前に調べていなければ実験に参加することが出来なかったり、実験前にはガスバーナーの使用方法を1から指導したりと、細かな所から導します。これらの目的は全て『危険(火災)』から身を守るために行なわれているのです。火災が発生したときの避難方法を知っておくことも大切ですが、やはり一番大切なのは火災等、発生させないことです。今は煙たがられるかもしれませんが、いつか理解して欲しいという気持ちで教員は日頃から口をすっぱくして細かなことまで指導しているのです!!
今日の訓練は、2限目の授業の最中に行なわれ「訓練より勉強をしたかった」「しなくても避難できる」と思っている学生もいたと思いますが、一度経験しているのとしていないのでは実際に避難した時の対処が全く違い、今回の訓練は『命』に関わってきます。火災時に自分の命を守る術を身に着けることが出来たと思います。
皆さん訓練お疲れ様でした。(写真は避難場所での様子です)
■道頓堀川水質調査
5月8日(金)から行なわれてきた道頓堀川水質調査の測定が全て終了しました。今日はその中でも本校の授業実験のカリキュラムに入っていないBODの測定が行なわれてきました。放課後を利用して学生達が実験を行なったのですが、実験をしている様子を見ていると本校の学生は本当に実験が好きなのだと思いました。1年生は今回の実験が初めてであり、分からない操作も沢山ありましたが、2年生が細かなところまで指導していました。道頓堀川水質調査は環境委員会の活動の一環であり学生が能動的に活動していることです。だからこそ、参加している学生の学ぼうとする姿勢や教えようとする姿勢も日頃より大きく出てくるようです。
冒頭にも書きましたが、本校の授業実験のカリキュラムにBOD測定はありませんので、参加した学生は参加していない学生に比べて技術を多く身につけることができ、知識も増えたと思います。1週間水質調査に参加した皆さん本当にお疲れ様でした!
道頓堀川の水質が綺麗になってきているのか???汚れてきているのか???結果は後日ホームページにアップされます。楽しみにしておいてください。
写真は道頓堀橋から撮影したものです。見た目にも汚れていることがわかります。
化学的に見て、どれだけ汚れいてるのでしょうか???
結果を楽しみにしてください。
↓以下のURLにて、過去の測定結果を見ることができます。
https://www.bunseki.ac.jp/dotonbori.html
Byせんぱい